企業報告に関する主要ニュース

2021年4月

金融庁、「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」を公表しました。

金融庁は、2021年4月、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長 神田秀樹 学習院大学大学院法務研究科 教授)では、「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」を題する提言を公表しました。。2022年4月より、東京証券取引所にて新市場区分が適用されるに当たり、プライム市場に求めるものや包括的な提言がまとめられています。なお、この提言を受けて、速やかに東京証券取引所においてコーポレートガバナンス・コードの改訂が行われ、金融庁において対話ガイドラインの改訂が示される予定です。

「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」の公表について

2021年3月

IOSCO、サステナビリティ情報開示基準で、技術専門家グループを発足

証券監督者国際機構(IOSCO)は、2021年3月、サステナビリティ情報開示基準を検討する新たな技術専門家グループ(Technical Expert Group:TEG)を発足させました。TEGの共同議長には米国の証券取引委員会(SEC)とシンガポール金融管理局(MAS)が就任した。TGEの目的は、IFRS財団のサステナビリティ会計基準機構(SSB)で設定するサステナビリティ情報開示基準案の妥当性を評価・分析・助言するとしており、オブザーバーとして参加することとなる。

https://www.iosco.org/news/pdf/IOSCONEWS599.pdf

SEC、Webサイトに気候とESGのリスクと機会に対するSECの対応ページを設置

SEC(米国証券取引委員会)は、2021年3月22日、Webサイトに気候とESGのリスクと機会に対するSECの対応ESGページを設置し、公開を始めました。

SEC.gov | SEC Responds to Investor Demand by Bringing Together Agency Information About Climate and ESG Issues

SECのA・H・リー議長代理、気候変動の開示を皮切りに、政治的支出の開示等、包括的な情報開示検討を示唆

SEC(米国証券取引委員会)のアリソン・ヘレン・リー議長代理は、2021年3月15日、気候変動に関する開示についてパブリックコメントを開始した同日に、講演先でスピーチを行い、気候変動の開示を皮切りに、政治的支出の開示等、包括的な情報開示を検討したいと呼びかけた。

SEC.gov | A Climate for Change: Meeting Investor Demand for Climate and ESG Information at the SEC
A Climate for Change: Meeting Investor Demand for Climate and ESG Information at the SEC Allison Herren Lee March 15, 2021

SEC、気候変動の開示に関するパブリックコメントを開始

SEC(米国証券取引委員会)は、2021年3月15日、気候変動に関する、レギュレーションSK、レギュレーションSX、およびフォーム20-Fにおける開示について、パブリックコメントを、投資家、上場企業、市場関係者から募集を始めました。

SEC.gov | Public Input Welcomed on Climate Change Disclosures
Public Input Welcomed on Climate Change Disclosures Acting Chair Allison Herren Lee March 15, 2021

SEC、企業の自主的ESG情報開示のレベルアップを求め、虚偽情報開示等をチェック

米証券取引委員会(SEC)は、3月4日、執行部門に気候・ESGタスクフォースを創設すると発表した。企業の自主的ESG情報開示のレベルアップを促進するため、投資家保護の観点から、虚偽情報開示等のチェックを行うものである。

SEC.gov | SEC Announces Enforcement Task Force Focused on Climate and ESG Issues

SASB、改訂に向けたパブリックコメントの要約、公開協議の結果を公表

SASB(サステナビリティ 会計基準審議会)は、2021年3月3日、改訂に向けたパブリックコメントの要約や公開協議の結果を公表。また、米国証券取引委員会(SEC)が2020年11月9日、人的資本の情報開示規則を発行したことに伴い、SASBの次の改訂時に全セクターに反映するとしています。

https://www.sasb.org/wp-content/uploads/2021/03/2021_02-Standards-Board-Meeting-Outcomes-Final.pdf

SASB、XBRLタクソノミーでパブリックコメントを開始

SASB(サステナビリティ 会計基準審議会)は、2021年5月3日まで、XBRLタクソノミーについて、パブリックコメントを開始しました。なお、上記タクソノミーは、富士通のXWandツールを使用しています。

SASB XBRL taxonomy now available for public comment - SASB
Today we are pleased to announce that SASB XBRL taxonomy is now available for public comment.  The public comment period will be open for a period of 60 days. I...

(参考)XBRLとは(XBRL Japanのサイトに移行します)

2021年2月

IFACとIIRC、保証に関する課題とアクションの加速で文書を公表

IFAC(国際会計士連盟)とIIRC(国際統合報告評議会)は、2月26日、統合報告への保証ニーズが高まるとし、共同でイニシアティブ「Accelerating Integrated Reporting Assurance in the Public Interest」をつくり、文書を公表しました。保証における課題とアクションを加速させる狙いがある。

IFAC and IIRC Set Out A Vision for Accelerating Integrated Reporting Assurance | Integrated Reporting

IOSCO、サステナビリティ開示基準について、優先順位とビジョンを公表

IOSCO(証券監督者国際機構)は、2月24日、国際的なサステナビリティ開示基準の緊急性に係るプレス・リリースを公表しました。IFRS財団の下にサステナビリティ基準審議会(SSB)を設立することを内諾し、協力してサステナビリティ情報開示の基準づくりを推進し、11月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議COP26で公表をする予定である。

証券監督者国際機構(IOSCO)による国際的なサステナビリティ開示基準の緊急性に係るプレス・リリースの公表について

IFRS財団評議会、Sustainability Standards Board設置を検討中

IFRS

IFRSは9月に「サステナビリティ報告に関する協議ペーパー」を公表。IFRS財団の傘下にSustainability Standards Board(SSB)をおいて、気候関連リスクに焦点を当てたサステナビリティ報告基準を開発すべきかどうか、2020年12月末まで外部意見を募集していた。

2月2日に報告基準の開発へのニーズに応えるため、2021年9月末までに具体的な提案を公表する予定であると発表。2021年11月国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP26)において、SSB設立の発表を目指している。

2021年1月

IIRC国際統合フレームワークの改訂版が公開

IIRC publishes revisions to International <IR> Framework to enable enhanced reporting | Integrated Reporting

2020年

CDP 、CDSB、GRI、IIRC、SASBの5団体が、「企業価値に関する報告-気候関連財務報告基準プロトタイプの例示」を公表(2020年12月)

“Reporting on enterprise value Illustrated with a prototype climate-related financial disclosure standard

IIRCとSASBが2021年半ばに組織統合予定(2020年11月)

IIRC and SASB announce intent to merge in major step towards simplifying the corporate reporting system | Integrated Reporting
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