企業報告に関する主要ニュース

2021年10月

TCFDが測定基準(指標)とターゲット、移行計画に関する新しいガイダンスを公表

TCFDは2021年10月、測定基準(指標)とターゲット、移行計画に関する新しいガイダンスを公表しました。提言の更新進捗レポートも公開されています。

ICGNがグローバル・ガバナンス原則を改訂

ICGNは2021年10月、グローバル・ガバナンス原則を改訂し、公表をしました。日本語版も公開されました。

GRIがGRIスタンダードを改訂、初のセクタースタンダード石油・ガス業界向けを公表

GRIは2021年10月、GRIスタンダードを改訂し、2023年1月からの切り替えを奨励する発表をしました。石油・ガス業界向けのセクタースタンダードも追加し、現在、石炭、鉱業、農業・水産養殖・漁業のセクタースタンダードの策定作業を進めており、最終的には40のセクタースタンダードを計画しています。

GRI - GRI raises the global bar for due diligence and human rights reporting
GRI raises the global bar for due diligence and human rights reporting

2021年9月

EFRAG、欧州サステナビリティ報告基準プロジェクトタスクフォース(PTF-ESRS)、気候基準プロトタイプのワーキングペーパーを公表

News - EFRAG

IFRS財団、アドバイザリー・カウンシルの会合で公開草案に寄せられたコメント等を共有

IFRS財団は、アドバイザリー・カウンシルの会合において、4月に公表した公開草案「IFRSサステナビリティ基準を設定する国際サステナビリティ基準審議会を設立するためのIFRS財団定款の的を絞った修正案」に対して寄せられたコメントの概要、およびTechnical Readiness Working Groupでの議論状況を共有しました。

IFRS - IFRS Advisory Council

CDSB、生物多様性関連情報開示のガイダンス案を公表し、パブリックコメントを締め切り

Open public consultation: CDSB Framework application guidance for biodiversity-related disclosures | Climate Disclosure Standards Board

VRF、統合報告フレームワークを基礎として、企業をはじめとした組織体が統合報告を実践する際のガイダンス資料を公表

Transition to integrated reporting: A guide to getting started | Integrated Reporting

IFRS財団、評議員会の会合で公開草案へ寄せられたコメント等を共有

IFRS財団は、評議員会の会合において、4月に公表した公開草案「IFRSサステナビリティ基準を設定する国際サステナビリティ基準審議会を設立するためのIFRS財団定款の的を絞った修正案」に対して寄せられたコメントの概要、Technical Readiness Working Groupでの議論状況、及びIFRS財団に寄せられた各国からのシードキャピタル支援レター等の状況を共有しました。

IFRS - Trustees of the IFRS Foundation

EFRAG、欧州サステナビリティ報告基準プロジェクトタスクフォース(PTF-ESRS)、9/8に公表した気候基準プロトタイプのワーキングペーパーに対応する結論の根拠(Basis for Conclusion working paper)を公表

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VRF、XBRLにおいてSASBスタンダードを表現していくための、SASB基準XBRLタクソノミーを公表

https://www.sasb.org/wp-content/uploads/2021/09/SASB-Standards-XBRL-Press-Release-Final-Sept-28.pdf

VRF、企業報告における統合報告フレームワーク及びSASBスタンダードの双方を活用する手法につき、事例を交えた説明資料を公表

Complementary Tools: Using the Framework and SASB Standards Together - SASB
Businesses using the International Integrated Reporting Framework ( Framework) and SASB Standards see compounding benefits. Used together, these resources from ...

2021年8月

CDSB、2021年8月、CDSBフレームワークの補足として水資源関連財務情報を投資家に開示するためのガイダンスを公表

Guidance and online course launched by CDSB to help companies disclose water-related financial information to investors | Climate Disclosure Standards Board

米国Nasdaq Stock Market(ナスダック)は、2021年8月、主要上場企業に対して、上場規則を改正し、取締役会メンバーの多様性(diversity)を確保するとしました。

SEC, Release No. 34-92590, Order Approving Proposed Rule Changes, as Modified by Amendments No. 1, to Adopt Listing Rules Related to Board Diversity and to Offer Certain Listed Companies Access to a Complimentary Board Recruiting Service, August 6, 2021

2021年7月

FRC、「FRC Statement of Intent on Environmental,Social and Governance challenges」を公表

Financial Reporting Council(英国FRC)は、2021年7月、「FRC Statement of Intent on Environmental,Social and Governance challenges」を公表しました。効果的なESG報告の実施に関するステートメントについて解説がされています。

News I Financial Reporting Council
The Financial Conduct Authority is the conduct regulator for 56000 financial services firms and financial markets in the UK and the prudential regulator for ove...

GRI、EFRAGによるEUサステナビリティ報告基準について共同作業者となることを公表

GRI(Global Reporting Initiative)は、2021年7月、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)によるEUサステナビリティ報告基準について共同作業者となることを公表しました。

GRI - GRI welcomes role as ‘co-constructor’ of new EU sustainability reporting standards
GRI welcomes role as ‘co-constructor’ of new EU sustainability reporting standards

2021年6月

IOSCO、「企業のサステナビリティ開示に関する報告書」を公表

証券監督者国際機構(IOSCO)は、2021年6月、企業のサステナビリティ開示に関する報告書」を公表しました。国際会計(IFRS)基準財団が設置の準備を進めている、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)に対し、本報告書では、IOSCOのビジョンと期待について詳細に解説されています。

証券監督者国際機構(IOSCO)による「企業のサステナビリティ開示に関する報告書」について掲載しました。

金融庁、金融審議会にて、サステナビリティ情報開示で、ディスクロジャーWG設置へ

金融庁は、2021年6月、第46回金融審議会総会・第34回金融分科会合同会合において、この度の政府の成長戦略フォローアップ(6月18日閣議決定)を受けて、サステナビリティやガバナンスに関する開示を含め幅広く関係者の意見を聞きながら総合的に検討する、ディスクロジャーワーキング・グループを設置の議事次第を公表しました。

第46回金融審議会総会・第34回金融分科会合同会合議事次第の公表について

TNFD、公式活動、ガイドライン策定へ

TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)は、2021年6月、自然資本観点でのリスク・機会の情報開示を検討する準備を進め、このほど公式な活動、ガイドライン作成の段階に進みました。

TNFD – Taskforce on Nature-related Financial Disclosures
A Taskforce on Nature-related Financial Disclosures (TNFD) will deliver a framework for organisations to report and act on evolving nature-related risks, to sup...

2021年5月

IASB、Practice Statement Management Commentaryの改訂を公表

IASB(国際会計基準審議会)は、2021年5月、Practice Statement Management Commentaryの改訂を公表しました。経営者による説明(Management Commentary)」に関するガイドラインで、今回の改訂版では、サステナビリティに関しても説明を求める内容となっています。

IFRS - IASB consults on a new framework for management commentary reflecting changes in corporate reporting landscape

2021年4月

SASB、Climate Risk – Technical Bulletinを公表

SASBは、2021年4月、「Climate Risk – Technical Bulletin」を公表しました。報告書では、気候変動関連の財務情報開示に関するSASBのアプローチの概要が紹介されています。

Climate Risk - Technical Bulletin - SASB
This bulletin provides an overview of SASB's approach to a sustainability issue that is both ubiquitous and differentiated—and thus presents unique risks and op...

欧州委員会、「EU Taxonomy Climate Delegated Act」を公表

欧州委員会は、2021年4月、EU Taxonomy Climate Delegated Actを公表しました。「Corporate Sustainability Reporting Directive(CSRD)」「six amending Delegated Acts」といった企業のサステナビリティ報告や、投資家の受託者責任に関するものも公表されており、対象は、EUの中小企業を含む、幅広い想定となっています。なお、議論の対立が見られたところに関しては、2021年中の解消を目指すとしています。

Press corner
Highlights, press releases and speeches

GRIとSASB、サステナビリティレポートの実用ガイドを公表

GRIとSASB、サステナビリティレポートの実用ガイドを公表

Global Reporting Initiative(GRI)とSustainability Accounting Standards Board(SASB)は、2021年4月、共同プロジェクトであるGRIとSASBの報告基準を使用したサステナビリティレポートの実用ガイドを公表しました。CDL、GM、Dagio等の事例が掲載されており、サステナビリティレポートの参考書として活用できます。

GRI - GRI and SASB reporting ‘complement each other’
GRI and SASB reporting ‘complement each other’

金融庁、「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」を公表しました。

金融庁は、2021年4月、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長 神田秀樹 学習院大学大学院法務研究科 教授)では、「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」を題する提言を公表しました。。2022年4月より、東京証券取引所にて新市場区分が適用されるに当たり、プライム市場に求めるものや包括的な提言がまとめられています。なお、この提言を受けて、速やかに東京証券取引所においてコーポレートガバナンス・コードの改訂が行われ、金融庁において対話ガイドラインの改訂が示される予定です。

「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」の公表について

2021年3月

IOSCO、サステナビリティ情報開示基準で、技術専門家グループを発足

証券監督者国際機構(IOSCO)は、2021年3月、サステナビリティ情報開示基準を検討する新たな技術専門家グループ(Technical Expert Group:TEG)を発足させました。TEGの共同議長には米国の証券取引委員会(SEC)とシンガポール金融管理局(MAS)が就任した。TGEの目的は、IFRS財団のサステナビリティ会計基準機構(SSB)で設定するサステナビリティ情報開示基準案の妥当性を評価・分析・助言するとしており、オブザーバーとして参加することとなる。

https://www.iosco.org/news/pdf/IOSCONEWS599.pdf

SEC、Webサイトに気候とESGのリスクと機会に対するSECの対応ページを設置

SEC(米国証券取引委員会)は、2021年3月22日、Webサイトに気候とESGのリスクと機会に対するSECの対応ESGページを設置し、公開を始めました。

SEC.gov | SEC Responds to Investor Demand by Bringing Together Agency Information About Climate and ESG Issues

SECのA・H・リー議長代理、気候変動の開示を皮切りに、政治的支出の開示等、包括的な情報開示検討を示唆

SEC(米国証券取引委員会)のアリソン・ヘレン・リー議長代理は、2021年3月15日、気候変動に関する開示についてパブリックコメントを開始した同日に、講演先でスピーチを行い、気候変動の開示を皮切りに、政治的支出の開示等、包括的な情報開示を検討したいと呼びかけた。

SEC.gov | A Climate for Change: Meeting Investor Demand for Climate and ESG Information at the SEC
A Climate for Change: Meeting Investor Demand for Climate and ESG Information at the SEC Allison Herren Lee March 15, 2021

SEC、気候変動の開示に関するパブリックコメントを開始

SEC(米国証券取引委員会)は、2021年3月15日、気候変動に関する、レギュレーションSK、レギュレーションSX、およびフォーム20-Fにおける開示について、パブリックコメントを、投資家、上場企業、市場関係者から募集を始めました。

SEC.gov | Public Input Welcomed on Climate Change Disclosures
Public Input Welcomed on Climate Change Disclosures Acting Chair Allison Herren Lee March 15, 2021

SEC、企業の自主的ESG情報開示のレベルアップを求め、虚偽情報開示等をチェック

米証券取引委員会(SEC)は、3月4日、執行部門に気候・ESGタスクフォースを創設すると発表した。企業の自主的ESG情報開示のレベルアップを促進するため、投資家保護の観点から、虚偽情報開示等のチェックを行うものである。

SEC.gov | SEC Announces Enforcement Task Force Focused on Climate and ESG Issues

SASB、改訂に向けたパブリックコメントの要約、公開協議の結果を公表

SASB(サステナビリティ 会計基準審議会)は、2021年3月3日、改訂に向けたパブリックコメントの要約や公開協議の結果を公表。また、米国証券取引委員会(SEC)が2020年11月9日、人的資本の情報開示規則を発行したことに伴い、SASBの次の改訂時に全セクターに反映するとしています。

https://www.sasb.org/wp-content/uploads/2021/03/2021_02-Standards-Board-Meeting-Outcomes-Final.pdf

SASB、XBRLタクソノミーでパブリックコメントを開始

SASB(サステナビリティ 会計基準審議会)は、2021年5月3日まで、XBRLタクソノミーについて、パブリックコメントを開始しました。なお、上記タクソノミーは、富士通のXWandツールを使用しています。

SASB XBRL taxonomy now available for public comment - SASB
Today we are pleased to announce that SASB XBRL taxonomy is now available for public comment.  The public comment period will be open for a period of 60 days. I...

(参考)XBRLとは(XBRL Japanのサイトに移行します)

2021年2月

IFACとIIRC、保証に関する課題とアクションの加速で文書を公表

IFAC(国際会計士連盟)とIIRC(国際統合報告評議会)は、2月26日、統合報告への保証ニーズが高まるとし、共同でイニシアティブ「Accelerating Integrated Reporting Assurance in the Public Interest」をつくり、文書を公表しました。保証における課題とアクションを加速させる狙いがある。

IFAC and IIRC Set Out A Vision for Accelerating Integrated Reporting Assurance | Integrated Reporting

IOSCO、サステナビリティ開示基準について、優先順位とビジョンを公表

IOSCO(証券監督者国際機構)は、2月24日、国際的なサステナビリティ開示基準の緊急性に係るプレス・リリースを公表しました。IFRS財団の下にサステナビリティ基準審議会(SSB)を設立することを内諾し、協力してサステナビリティ情報開示の基準づくりを推進し、11月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議COP26で公表をする予定である。

証券監督者国際機構(IOSCO)による国際的なサステナビリティ開示基準の緊急性に係るプレス・リリースの公表について

IFRS財団評議会、Sustainability Standards Board設置を検討中

IFRS - Sustainability-related Reporting

IFRSは9月に「サステナビリティ報告に関する協議ペーパー」を公表。IFRS財団の傘下にSustainability Standards Board(SSB)をおいて、気候関連リスクに焦点を当てたサステナビリティ報告基準を開発すべきかどうか、2020年12月末まで外部意見を募集していた。

2月2日に報告基準の開発へのニーズに応えるため、2021年9月末までに具体的な提案を公表する予定であると発表。2021年11月国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP26)において、SSB設立の発表を目指している。

2021年1月

IIRC国際統合フレームワークの改訂版が公開

IIRC publishes revisions to International <IR> Framework to enable enhanced reporting | Integrated Reporting

2020年

CDP 、CDSB、GRI、IIRC、SASBの5団体が、「企業価値に関する報告-気候関連財務報告基準プロトタイプの例示」を公表(2020年12月)

“Reporting on enterprise value Illustrated with a prototype climate-related financial disclosure standard

IIRCとSASBが2021年半ばに組織統合予定(2020年11月)

IIRC and SASB announce intent to merge in major step towards simplifying the corporate reporting system | Integrated Reporting
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