河口真理子『SDGsで「変わる経済」と「新たな暮らし」』が発売

JSIF共同代表理事 河口の2作目の著書が本日発売になりました。以下は河口からのコメントです。

足掛け3年かかって書き上げました。当初は昨年末に出す予定でしたが、なぜか筆が進まず、コロナ禍の2020年9月の発行となりました。
すでにSDGs関係の本が数多く出ている中で、個人に焦点をあてて、SDGsは一体何のためにあるのか。SDGsは目的ではなくその先のサステナブルな社会に今の社会を転換、脱皮させるための補助器具であるという発想に基づいて書きました。そしてコロナも同様に脱皮のための踏み台として本の中で整理しています。

一方、前世紀の終盤から取り組んできたCSRが、CSVやSDGs経営、ステークホルダー資本主義として定着し始め、SRIがESG投資としてSDGsを一つの大きな契機として急速に浸透してきています。ビジネスと金融がやっと変わり始めました。残された問題はその先の個人、私たち生活者です。企業も金融も最終的には法で規制して変えることができますが、ライフスタイルはそれでは変えられません。最もハードルが高いのがライフスタイル価値観の変容です。この本は、その生活者の意識を変えるためのステップとなることを目指して執筆しました。

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