分科会の活動履歴

2022年

2021年

分科会1:パブリック・スチュワードシップ

分科会2:金融教育へのサステナビリティ統合

分科会3:サステナブル投資状況サーベイ実施

2020年

以下は2020年度・年次総会の事業報告書より

分科会1:パブリック・スチュワードシップ

メンバー数:14名、会議開催数:5回

7月より本格的に活動を開始し、当初はメンバーの課題認識、取るべき手法(パブリック・コメント対応、ロビー活動など)、時間軸など話題が多岐に亘った。複数回のウェブ会議を通じて、各種政策の初期段階にコミットできるロビー活動を軸に検討を進めた。ただし、分科会のみではテーマが十分出てきていないとの認識から、分科会である程度スタンスを決めた上でJSIF法人会員・法人プレミアム会員全体にサーベイを実施することにした。企業の情報開示に関してJSIF法人会員・法人プレミアム会員の運用会社9社に10月に回答を依頼。しかし回答が十分に集まらず、分科会活動の会員及び対外的な知名度が必要との判断から、ロビー関連についての活動を肥やしにして、当面はパブリック・コメント依頼への回答を軸に活動を進める予定。コーポレートガバナンス・コード改訂案への意見提出を目先の目標とする。

分科会2:金融教育へのサステナビリティ統合

メンバー数:12名、会議開催数:4回

7月より本格的に活動を開始し、当初はメンバーの興味・関心を一通り挙げていただくとともに、荒井会長よりきんざい通信講座、PRI Academy、早稲田大学講座などについて情報共有いただいた。一方、基礎的なコンテンツは金融庁、環境省、その他で溢れており、JSIFらしいコンテンツとは何かを再認識する必要ありとの意見が大勢を占めた。10月には荒井会長が有識者を務めているゆうちょ銀行の教材を提案、打ち合わせを経て今年度末(2021年3月)発行のために、ゆうちょ銀行向けにサステナブル金融2ページ4パターン(小学校低学年、中学年、高学年、中学校)を11月末に作成・提出した。一方、10月には林理事のご紹介で日本証券業協会と打ち合わせ、中学校・高校教員向けウェビナーの依頼をいただく。メンバーで早稲田大学大学院経営管理研究科重本彰子准教授が講師を担当、1月中旬から2月中旬に亘って教員向けに配信された。

分科会3:サステナブル投資状況サーベイ実施

メンバー数:9名、会議開催数:5回

8月より本格的に活動を開始、当初よりサーベイデザインについて活発に議論。アセットマネジャー向けサーベイが多いため、差別化を図るため、既存のサーベイの項目を横比較した上で、顧客・受益者への報告(スチュワードシップ・コード原則6)を軸としたサーベイとすることにした。スチュワードシップ・コードの原則5、原則6、原則7、テーマ別で気候変動、人権を取り上げ、対象は個人向け投信純資産残高上位20位(純資産全体の94%をカバー)とした。項目や各項目の詳細な基準を随時相談しながら、実施予定のサーベイ対象運用会社とのコミュニケーションに耐えうるものにブラッシュアップした。全25問について開示運用機関数の割合をグラフ化、各問でのベストプラクティスを紹介するレポートを作成する予定。

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